ブログ

【実績紹介】住職との距離が近い、親しみやすいお寺。|横浜・長昌寺

2026/7/18

 今回、横浜市金沢区の長昌寺の石澤太樹住職の人柄記事を、弊社で制作させていただきました。学校教育の現場と本山での指導者としての活動を取材を通じて確認した、石澤住職の素顔をご紹介します。

 長昌寺は、長治元年(1104年)の開基と伝えられ、450年にわたって横浜市金沢区の住宅街で地域を見守ってきた寺院です。

 

「病を癒し、容貌を美しくしてくれる」と伝わる芋観世音菩薩を祀り、江戸時代から「芋観音」として多くの人々に慕われてきました。また、文豪・直木三十五のお墓が境内にあり、毎年命日には直木賞作家が参列する法要「南国忌」が営まれるなど、文化的な営みも大切にしています。

 

そんな由緒あるお寺の第十六世住職となった石澤太樹氏は、かつてお寺が嫌いだったと振り返ります。「『坊主丸儲け』ってよくからかわれたんです」と当時を苦笑いで語る石澤住職。お寺の子どもであることへの違和感を抱き、剃髪することへの抵抗もあり、僧侶の道は自分の人生ではないと考えていたのです。

 

親からの強制もなく、地元の進学校で学んだ後、一般大学へ進学した石澤住職。卒業後は上場企業の財務部に配属され、新潟で数字と向き合う日々を過ごしていました。

 

しかし転機は突然訪れます。実家の母の体調不良、そして家族からの呼びかけ。「母が一番気にしているのはあなたのことなんだよ」という姉の言葉が胸に突き刺さり、石澤住職は決意します。「いまの状況を解決するには、私がお寺を継ぐしかない」。

 

臨済宗建長寺派の住職になるため、大本山・建長寺の修行道場へ入門した石澤住職。道場での生活は、玄関先で待ち続けるしきたりから始まりました。

 

「何もやることがないので、自分がなぜここに来たのかを自然と考えさせられるんです」。その膨大な時間の中で、自分が多くの人に支えられていることを心から実感したといいます。毎朝4時に管長との禅問答に臨み、食事、掃除、托鉢といった日常の一つひとつを見様見真似で繰り返す。修行を重ねるにつれ、指導者として残る道を選んだ石澤住職。修行道場を離れる時、老師から授けられた道号が書かれた色紙は、今も心に深く残っているそうです。

 

住職として地域に根付いていく過程で、石澤住職が頼りにしたのが消防団活動でした。「地元の学校に通っていなかったので、地域の方々をほとんど知らなかった」と話す石澤住職。消防団での活動を通じて、会社員や自営業の方など様々な立場の人とつながり、地元とのつながりの大半を築いたといいます。

 

現在、石澤住職は母校・鎌倉学園の理事として学校教育にも携わり、長昌寺での時間は限られています。それでも「住職への連絡のハードルを下げることが大事」という想いから、LINEや電話でいつでも石澤住職に連絡がつく仕組みを整えています。「お布施はいくらですか?永代供養はできますか?お墓を建てるべきですか?など、疑問があれば何でも聞いてください。とにかくカジュアルに相談できるお寺にしたいんです」。

 

長昌寺は、地域の人々が親しみやすい開かれたお寺としての活動を積極的に行っています。「芋観世音御開帳」では参拝者に玉こんにゃくや甘酒を温かく振る舞い、「横浜金沢七福神」の布袋尊としてスタンプラリーの拠点にもなっています。さらに、直木賞作家を招いた記念講演「南国忌」など、訪れた人々を温かくもてなす活動を展開しています。

 

 

気取らず、飾らず、地域の人々と向き合う石澤住職。長昌寺は、古い歴史を守りながらも、新しい工夫で檀家さんや地域の方々に寄り添うお寺として、今日も扉を開いています。 

長昌寺・本堂
直木三十五の墓所
本堂には直木賞作家の名前が並ぶ
吉田正道老師から授けられた道号
檀家や地域の方ととLINEで気さくにやり取りしている長昌寺の石澤住職

臨済宗建長寺派 長昌寺
横浜市金沢区富岡東3-23-21

 

京急富岡駅より徒歩15分 ・ タクシー5分
京浜急行バス 4系統 東富岡バス停より徒歩5分

 

https://yokohama-choshoji.com/

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

【ご案内】檀家さんに向けた「葬儀の流れ」資料を作成しています。

 

「大切な人の葬儀で失敗したくない」——檀家さんのそうした気持ちに、住職が事前に応えることが重要です。しかし、住職が「葬儀の相談ができる」と発信していなければ、檀家さんや後継者は、いざという時に誰に相談すればいいのか分からないのが現状です。

株式会社唯では、「お葬式について安心してもらうために」をコンセプトに、葬儀から納骨までの一連の流れを分かりやすく紹介する資料を制作しています。

表紙で「住職に相談できる」というメッセージを伝え、裏面に葬儀の各段階と連絡先を掲載。墓参りや法事の際に檀家さんに手渡すことで、いざという時に「菩提寺の住職に相談しよう」という信頼関係が生まれます。

普段からの広報活動を通じて、檀家さんとのつながりを深めるための一歩となる資料です。

葬儀の流れ資料をダウンロードする(PDF)

 

【告知】寺院広報に関するTipsを毎日発信中!


「盆や彼岸に多くの人が墓参するのに、なぜ寺離れと言われているの?」「小さなお寺でも住職が忙しい理由」など、実際に取材した寺院の事例をもとに、寺院運営のリアルな課題や気づきを発信しています。

寺族の方はもちろん、寺院広報に関心をお持ちの方もぜひご覧ください

https://www.threads.com/@masaike/

 

株式会社唯

ブログ一覧へ